CDLマガジン
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vol. 025
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新米夫婦たーくん&さきちゃん
ライター
新米夫婦の妻、さきちゃんです。
もうすぐ第一子が誕生し、母になる予定です。
親として、どんなふうに我が子に接してあげられるかな。
そんなことを最近はずっと考えています。
―大人になった(なれているかな?)今の私は
食べることがだいすき。
食いしん坊というよりは、「食」を通して感じる「あたたかさ」がすきなんです。
今となってみると、この感覚は、母をはじめ家族が教えてくれたものだったんだと気付かされます。
いつもご飯は家族で食卓を囲んで食べ、
小さいときから母と並んで台所に立って料理のお手伝いをし、
休日には朝から家族のためにホットケーキを作ったりも。
旬の果物は、祖父母の家で自分の手で収穫し、これみよがしに両親に自慢していました。
どの経験も、私の中に嬉しい記憶として残っています。
大切な人と食事を通して共有する時間
誰かを思って料理を作る時間
喜びを分け合う時間
どれも愛情に溢れ、心があったかくなる時間です。
―最近読んだ本によると、こども時代の食体験が、その後の心と身体の成長に大きく関わっているとのこと。
食べることをどうでもいいと思っているこどもは、生きることすらどうでもいいと思い、自分を大切にできなくなる。そして、その子がいつか親になったとき、子へ「負の産物」として連鎖していく。そんな現実もあると。
だから、我が子には食を通してたくさんの愛情を注いであげたいと思うんです。
家庭で孤独を感じていたり、事情があって十分に食べられないこどもたちには、周りの大人や地域のサポートがどんなに大切でしょう。
きっと、あたたかいご飯が塞ぎ込んだ心をじんわりとほぐしてくれるはず。
(余談)
先日、友人との話の流れで「ほくろ占い」なるものをやってみました。
私は口の右下にほくろがあるのですが、「食いしん坊のほくろ」だそうです。 ズバリじゃないか。笑