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vol. 193

ジャンカン馬も大興奮。お節介にもほどがある!! 餅つき大会

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2026.03.05

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コミュラボ

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餅つき。それは、「もっと腰を入れて!」「よく噛んで食べるのよ」などと、誰もがつい口を出したくなる日本の伝統的な行事です。
…ってことは、餅つきって、お節介おこりがちじゃない?
そんな“お節介”をあえて真ん中に据えたのが、「お節介にもほどがある!! 餅つき大会」。
開催したのは、2月23日(月)。2月とは思えない汗ばむ陽気の中、100人を超える人が三股町社協裏のグラウンドに集まりました。

「お節介にもほどがある!!」って?

お節介にもほどがある!! は、昨年令和7年にスタートしたプロジェクト。「お節介」がまちの交流を促進し、さらにまちが楽しく、面白くなることを目的としています。
最近、町内のナイスな場所で、「お節介掲示板」をみたことがある人もいるのではないでしょうか?実は、それもこのプロジェクトの一つ。

そのお節介掲示板には、住民の感情(わくわく・もやもや・やるやる)などが記され、その感情をお店の人や、お節介調査隊がキャッチします。そして、キャッチされた感情は、定期的に開催される「お節介百人一首大会」にて札として登場。参加者が、その札との組み合わせを考えて詠んだ歌の中からプロジェクトが発生するという仕組みになっています。

<お節介掲示板を設置している拠点(17か所)>
たこ焼きえっちゃん・セブンイレブン三股樺山店・田尻石油・世界のチョコレート愛伝呈々・ひろせ・コメーキングスペースコメ・樺山購買部・NAZO・BASE〈谷の杜から〉・よかもんや・丸久青果・ふくろうの会・ホームクリニックみまた・みなと・まさる食堂・上水園・上水商店

全員に出番があるというお節介

今回の餅つきも、ただ餅を食べるだけでは終わりません。
まず、受付では、名前とともに係を書き、ラッキーお節介みくじを引きます。

「餅をつく人」「食べる人」はもちろん、「きなこをまぶす人」「とにかく応援する人」まで。自分にできそうだなと思う役割を服にペタッと貼って参戦するのがこの日のドレスコード。お節介みくじは、そんなことまで?と思うようなユニークな、でもされたらちょっと嬉しいお節介が書かれています。

そして、今回は、都城から餅つきの名人・さだやん家族が駆けつけてくれました。しかも、ただ餅をつくだけじゃなく、なんと火おこしからやると言います。それも巨大な。

△普段は、味噌や麹づくり、発酵ワークショップの開催をされているさだやんさん。

山チームと海チームに分かれ、北島三郎の「まつり」の曲と、ほら貝がヴォーっと鳴り響く中、「うーみ!」「やーま!」と声を合わせながらロープを引っ張ります。

すでに米が炊かれていると思って定時に参戦した地域のご婦人は、まさか火おこしからやるとはつゆ知らず。「こりゃぁ、終わらんわ…」と呟く声も(笑)

でも、みんなの力と、さだやんの奥さん・さやかさんの絶妙な空気送りのおかげで、ついに火がついた瞬間――

「おおおーーー!!!」グラウンドに歓声が響きました。

その後、会場にはジャンカン馬の「栗姫」も登場。人間でいえば80歳という高齢ながら、いつにも増して力強い舞を披露してくれました。それもまた、彼女なりのお節介だったのかもしれません。

エアーで競うMochi-1グランプリと、待望の餅

餅米が炊き上がるまでの待ち時間に行われたのは、「Mochi-1グランプリ」です。 餅米が炊けていないのにどうするのかと思えば、まさかの「エアー餅つき」。競うのは、なんと餅つきの美しさ。

アートな感覚を持つ審査員は、少し戸惑いながらも 「98点!」「100点!」「コミュニケーション力で+10点!」 と、厳正(?)にジャッジ。会場は爆笑に包まれました。

そうこうしているうちに、グラウンドに芳醇であまい餅米の香りが漂い出します。いよいよ本物の餅つきです。

「つき手」のシールを貼った人たちが順番に餅をついていきます。
「よいしょー!よいしょー!」

本物の臼と杵を前に、地域の餅つき名人たちが流石の技を見せる中、「おも〜い」とか「楽しかった〜!」という声も聞こえ、もしかしたら初めて杵を持った子もいたのかもしれません。

応援係のかわいらしい声援もあって、たくさんの餅が出来上がりました。

飛び跳ねるほどのおいしさを分かち合う

ここからは「食べる係」たちの出番です。用意された味付けは、大根おろし、砂糖醤油、そして黄金色のきなこ。もはや、全員が食べる係です。みんな出番を全うしたのですから。

ほかほかの餅を頬張るたびに、「うまっ!」「やばい!」「これ何個目?」
笑い声があちこちで弾けます。あまりのおいしさに、思わずぴょんっと飛び跳ねる人まで。

汗をかいて、声を出して、みんなでついて、みんなで食べる。餅つきの醍醐味です。

そして、気づけば、「大根おろし、作ろうか?」と、大根おろしが少なくなってきたのに気づいて手伝ってくれる人や、「お母さんの分も取ってあげようっと」という声も。これもお節介のおかげかも?

会場のお節介ボードには、「お茶ついでくれた」とか、「きなこ美味しいよと勧めてくれた」とか、「明日は火曜日です」とわざわざ伝えてくれる声などさまざまなお節介が寄せられていました。

最後に、Mochi-1グランプリを制した綾町からの参戦者、トキさんは「子どもたちにこの行事をもっと伝えていきたい」と熱く語り、全員参加でおいしい餅を楽しくつくことができました。
みなさん、ありがとうございました!

気軽にお節介掲示板を

たかがお節介、されどお節介。もしかしたら、お節介という行為すら、最近では少なくなってしまったかもしれません。
お節介をもっと気軽に、もっと楽しく。

もし、何かやってみたいことや、困っていることがあれば、掲示板にそっと貼ってみてください。
三股町のお節介調査隊が、あなたの想いをキャッチして、次なるワクワクに変えてしまうかもしれません。

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