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子どもの貧困対策として2018年に宇都宮市実施した実態調査にて、非貧困家庭に比べ貧困家庭の子は成長過程で得られるべき生活習慣・経験が不足している傾向があることが分かりました。
経済状況に関係なく生活習慣や経験が不足する子は「自分はダメな人間だ」と自己肯定感の低い傾向にあるそうです。共働きの家庭が増え、保護者が子どもと過ごす時間を取りにくい過程が増えた今、食の支援、経済的支援と同時に「経験」の支援も必要なのではなのかもしれません。また、経験が不足している子どもの保護者が子どもの頃もまた、同様に生活習慣や経験の不足があったことがわかっていることから、不足の連鎖を断ち切る「きっかけ」が必要なのではないでしょうか。
今まで一度も映画を見たことがなかった小学生。「鬼滅の映画が観たい・・・」とのことで、きっかけ基金を活用して見に行きました。映画一本。それがどれだけの喜びと感動と自信につながったことでしょう。学習支援や居場所など、固定化した活動ではなく、寄付による「きっかけ基金」で子どもたちにより多くの経験を体験してほしいと思います。