一般と、障がいのはざま

今ある雇用の仕組みに馴染めない。障がい者ではないので作業所にも行けない。そんな状況の解決策は少ない。地方では進みにくい多様な働き方も、これまでの思い込みを少し変えて、気ままにしたら、働ける人、できることが増えるのではないだろうか。

商品のパッケージやシールの貼り付け、布を切る、紐を通すなど簡単で負荷のない仕事を、気が向いたときにしてもらっています。障害者手帳は持っているものの合う作業所がない。作業所が続かない。高校を休学している。そんな方達に声をかけ一緒に作業をする。人付き合いが苦手でも、作業しながらなら余計なおしゃべりはしなくていいし、単純作業でノルマなしなら気持ちも楽です。商品が出来上がった時、再度注文が入った時は一緒に喜んで、そうしていくうちに、何かをする喜びをもう一度見つけてもらえたらと思うのです。