高齢者の4人に一人が認知症という時代

認知症に関するケア、サービスや支援のしくみはそれぞれの関係者の努力によって日々進化しているものの、複雑多様化したニーズにはまだまだ対応しきれていないのも事実です。また、進行していく病気といわれる認知症は、医療が進歩した現在、介護が長期に亘ることも多く、介護は一人だけ、一つの家族だけでは抱えきれない問題となっています。

NEXUS COFFEE TIME PROJECTでは三股町内に住む認知症介護世帯や閉じこもりがちな高齢世帯に対して、毎月一枚のコーヒーチケットを手渡しています。毎月チケットを届けることで緩やかに関係を作ることが目的です。チケットが使えるのは地域の居場所として機能する「コメーキングスペース　コメ」スタッフは全員傾聴ボランティア経験があるので、介護の悩みを聞いてもらえたり、普段とは違った会話を楽しんでいただけます。会話しなくたっていいと思うのです。いつも頑張っているからコーヒー一杯のほっとする時間をゆっくりと楽しんでいただけたらと思います。