CDLマガジン
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vol. 022
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川﨑紀久
ライター
7月は私の誕生月である。
生を享け、半世紀へのカウントダウンが始まった。
年のせいで体力が落ちた。なんて言い訳は
キング・カズが現役である限り、口が裂けても言えない。
しかし、小さい文字が見えにくくなった。
虫さされの跡が、なかなか消えない。
避けて通れない現象も起きている。
それは、至極当然で受け入れている。
年を重ね、どうも馴染めないのが若い世代の略語。
と言っても、我々も使っていたハズだが
略語も進化している。 使い方や意味が以前と違う。
高校の寮にいる長男とは、メールでやりとりをしている。
近況をいろいろと聞きたいのだが
返事は味気ないもので、「あね。」「それ。」「おけ。」
『親の心 子知らず』
大人(親)は、思いを つらつらと文章化してしまうのに対し
若い世代(子)は、日常会話感覚でテンポが良い。
とテレビで言っていた。
なるほど。
仕事では、高齢者や障がい者だけでなく
ナウなヤングとの関わりもある。
『子の心 親知らず』とならない様に
気持ちは若くありたいものだ。