CDLマガジン
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vol. 032
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川﨑紀久
ライター
よくもまあ、毎週毎週ゴミが出るもので
我が家でも、週に2回は燃やせるゴミが出ている。
私がゴミ出しをしている。
どれくらいの割合で、世の夫たちがゴミ出し当番なのだろうか?
少なくともウチの近所では、夫ばかりが目につく。
車に乗せて、ゴミステーションに出してから通勤するのだが
たまにゴミを降ろし忘れ、帰る時に車内に悪臭が充満していた。
という あるあるを経験した人もいるのではないか?
ライターで、新米夫婦の夫たーくんへ
これから気をつけてもらいたい。
おむつはキョーレツだ。
町内でも、高齢者がゴミを出しに行けない問題が起きている。
地域で、どうにか解決できないか?
ところで、こんな事を思い出した。
私が育ったのは、長崎県佐世保市。
小学生だった1980年代
各家の外には、ゴミ箱が置いてあった。
セメントや木製で、四角くてフタ付きのやつだった。
ゴミ収集の作業員さんが、一軒一軒、その箱から集めて回っていた。
ものすごく面倒な作業だったはず。
数年経って、一カ所に集められたゴミを持って行くようになったのだが
それでも…。
ご存知のとおり、長崎県は坂の町。
ゴミ収集車は、細い坂道には入れません。
作業員さんは、ソリが付いた緑色の箱を引っ張りながら、
階段を上り下りしながら、ゴミを集めます。
坂の上から、ゴミを集めながら下ってくる場所は、まだ良いが
私が住んでいた所は、その逆で
車が通れる道は、坂のさらに上にあったので
坂の下から、集めながら上っていくのです。
引き上げる力は、相当なモノと思われます。
ゴミ収集作業員さん限定の『綱引き全国大会』があれば、
間違いなく上位に入ると思う。
今も、これから先も
このような作業をしてくださっていると思うと、頭が下がります。
人が避けがちの仕事をされている皆さまに感謝感謝。