CDLマガジン
MAGAZINE
vol. 116
profile
コミュラボ
ライター
キナクナッタ洋服チョウダイ。
最近、大きく口を開けたモンスターが、三股町内で密かに増殖しているのをご存知だろうか…
その名もカイシュウモンスター。
彼らばダンボールのような顔をして町に溶け込み、着なくなった洋服を日々食している。
今回のマガジンでは、そのカイシュウモンスターが現れたナゾを解き明かしていこう。
※ページ最後にプレイヤー募集要項記載。
事の発端は2023年の春頃。
どこからともなく、「服屋」というワードがコミュラボ内で時々聞かれるようになった。
たまにしか出勤しない私は、まぁ服好きが多いコミュラボ研究員たちが何か企んでいるのだろうと様子を伺っていた。
すると、気づけば空き家ハンターが誕生し、服を集めるためカイシュウモンスターまで生み出していたのである。
恐るべしコミュラボ研究員。
服屋の全貌はまだ明かされていないが、すでに空き家を確保し、「今はまだナゾの服屋」として準備が着々と進んでいる。
カイシュウモンスターの生体は、人が着なくなった服を食べることで、ナゾの服屋に衣類が集まり、「販売される服」「寄付される服」「リサイクルされる服」へと進化する。
服が誰かの福へと循環していく仕組みだ。
たまに町に溶け込みすぎて、ゴミ箱に見えることがあるが、モンスターにゴミを入れると大変なことになるので注意しよう。
現在は、三股町内(三股社協や樺山購買部、コメーキングスペース等)と宮崎市の若草HUTTEに生息。
もし、もう着ないけど捨てるのはもったいないなと思っている服があったら、カイシュウモンスターに食べさせると、巡り巡って誰かの役に立つかもしれない。
カイシュウモンスターの食べた服たちが、ナゾの服屋に並ぶのは2024年3月予定。
現在、服屋のオープンに向け、絶賛DIY中だ。
場所は五本松にある旧みどり園。
介護施設だった場所だが、今は使っていないということで、貸していただけることになった。
2階建ての建物で、想像よりもとても大きい。
地域の一級建築士の方に指導してもらいながら、コミュラボスタッフ総動員で、日曜大工の範疇を超えた、本格的なDIYに取り組んでいる。
モノづくり好きにはたまらない現場感。
完成した暁には、ただの服屋ではなく、予想もしないことが巻き起こるかもしれないし、誰かのサードプレイスになるかもしれない。
そんな今はまだナゾの服屋、完成前に関わってみたいと思いませんか?
実は2月1日から地域のDIYプレイヤーを大募集!!
年齢、お住まいは問いません(未成年は保護者の許可or同伴必要)。
約束事は、安全第一!!
みなさまのご参加お待ちしています。
・場所:旧みどり園 宮崎県北諸県郡三股町五本松 15-3
・日程:2月1日〜2月29日(変更の可能性あり)※ 基本的には平日毎日開催。
・内容:建物の塗装(変更になる可能性あり)
・時間:9時〜16時
・服装:塗装がメインの作業になるため、汚れてもよい服。
・持ち物:軍手、飲み物
・参加費:無料
・備考:未成年の方は保護者の許可を得るか、保護者同伴でお越しください。 服の汚れや怪我等については厳重に注意いたしますが、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
<お問い合わせ>
日程や時間帯が変更になる可能性があるため、事前に下記よりお問合わせください。
・ナゾの服屋SNS:Instagram、Facebook
・メールアドレス:nazonofukuya@gmail.com
・電話:0986-52-1246 (三股町社会福祉協議会)