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vol. 169

年度末特集!今年はこれがアツかったランキング2024

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2025.03.24

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コミュラボ

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2024年度も残りわずか。振り返ってみると、「来年はゆっくりしよう」と2023年度の終わりに言っていたはずなのに、コミュラボは今年度も盛りだくさんの1年でした。

そこで、今回は今年度の様子をハイライトで振り返るべく、記憶に残る活動や出来事をコミュラボスタッフにアンケート調査!ランキング形式でトップ3を発表します。
ただし、同率回答が多かったため、結果的に6つの活動がランクイン。コアなコミュラボファンの方、そうでもない方、さまざまかと思いますが、この機会にみんなで一緒に振り返ってみたいと思います!

第3位:新境地を切り開いた2つのプロジェクト

数ある活動やイベントの中から、同率3位になったのがこちら。

このイベントは、記憶に新しい方も多いのでは? 2月22日に実施した、「樺山天国」。マガジンでも先日レポートを公開したばかりですが、2年ぶりの開催だったこともあり、3位にランクインしました。

▽スタッフの声▽
・地域万博みたいでした。子どもたちもかわいかった。
・当日は、フライヤーを握りしめたいろんな年代の方と出会えて新鮮だった。

前日には、体調不良のスタッフが複数名おり、準備が間に合うかヒヤヒヤだったという裏話も。天国と地獄は紙一重なのかもしれませんが、あの日の樺山は間違いなく天国でした。

△駄菓子トレジャーのスタンプラリーを楽しむ子どもたち

こちらは、「自治会の継続が難しくなっている」という住民の声から生まれたプロジェクト。唐杉集落は、三股町梶山地区にある全36世帯の小さな集落ですが、その声をきっかけにベンチをつくる「唐杉DIY」が行われたり、「社会問題井戸端会議vol.8 -自治会の未来(前編/後編)」の議題にも取り上げられ、大きな関心を集めました。

▽スタッフの声▽
・2024年は、5月〜12月にまたがってベンチ作りや社会問題井戸端会議、唐杉サロン、おにぎりフェスなど、多様な活動やイベントに広がっていった。
・1年かけて住民のみなさん念願のベンチが完成した!

第2位:多様な学びとつながりが生まれた2つの試み

さて、3位の活動だけでも濃いですが、続いて第2位を紹介。

まず同率2位の1つ目は、「居場所の解剖学」です。これは、かなりマニアックな企画でした。厳密に言えば、2023年12月が初回なのですが、2024年9月まで全9回シリーズで開催されたオンラインの学びの場。

毎回「場」を考える・探る専門家と共に 「居場所とは何か?」についてさまざまな角度から掘り下げ、 「居場所」の法則のようなものを探りながら解剖していきました。この企画の最大の特徴は、その場で繰り広げられる対話の内容を、デザイナーがリアルタイムでグラフィック化するというもの。限られた時間で繰り広げられる対話に、ホストもゲストも視聴者も全集中し、私たち自身も「居場所」の概念を深めるとてもいい機会でした!

△最終回のゲスト湯浅誠さん(右下)とホスト3名

▽スタッフの声▽
・「居場所」そのものの考え方がかなり拡張したので、素晴らしい機会に恵まれたなと感じている。
・新たな拠点スタート(NAZO)とこれまでの知見を活かした解剖学が面白かった。
・答えのない問いを考え続けるのは苦労したが、面白かった。

そして、同率2位となった2つ目のプロジェクトは、2024年11月に開催した「よる学校開校式」。2023年度からオープンスクールとしてスタートしていたよる学校ですが、今年度ついに正式に開校となりました。

累計150人は出席していたのではないかと思われるこの開校式。ドレスコードは、パジャマか寝癖という面白いことが巻き起こっている一方で、真面目な孤独・孤立対策のトークセッションも行われるという、なんともごちゃまぜなよる学校らしい光景が多くのスタッフの記憶に焼き付いていたようでした。

▽スタッフの声▽
・誰もが開校していると思っていた「よる学校」の正式な開校式。いつものゆる〜い感じとたまに本物が混じってる感じが最高にカオスで印象深かった!
・コンテンポラリーダンサーAYARTさんのダンスが何気に一番盛り上がったことも含めて印象的だった。

△手前で踊っているのがAYARTさん

あるスタッフからは、「他の仕事が重なって出席できなかった」という悔しい声も寄せられ、2023年からあたためてきた存在感の大きなプロジェクトの一つだったなということを感じます。

同率第2位には、もう一つプロジェクトがあるのですが、その前に第1位の発表をします。
さぁ!栄えある1位に輝いたのは、、、

第1位:ナゾがナゾを呼んだ新拠点!「NAZO」の服屋オープン

「服」でつながる、コミュラボ随一のお洒落スポット「NAZO」。2024年4月にグランドオープンしたのですが、スタッフアンケートの結果、1位だったのがこのプロジェクトです。

プレオープンまでナゾに包まれたままでしたが、本格DIYの末に誕生した新たな拠点です。 実は、このプロジェクトは、2023年から物件探しが始まっており、1年がかりでグランドオープンにたどり着いたもの。

カイシュウモンスターが町中に出現したり、このプロジェクトから「地域DIY」という活動が生まれたり、オープンして間もないにも関わらず、NAZOから新しい循環がすでに生まれ始めています。

▽スタッフの声▽
・地域の方々など、たくさんの人の力で新たな拠点がオープンできたことが印象的に残っている。
・大掛かりなDIYをして、カッコイイ店舗が出来たことに感動!
・オープンから気づけばもうすぐ1年。今ではお客さんと一緒にPOPUPイベントを行ったり、常連さんができたり、時には困りごとを抱える人とつながったり、服を通していろんな人とつながれたことを実感している。

NAZOのオープンだけでも記憶に残るのですが、NAZO関連でいうと、コミュラボの歴史にも残るのではないかというイベントがあります。それが、第2位の部門でご紹介するはずだった「ほぼただマーケット」です。

このイベントは、NAZOができて約半年ほど経った2024年9月に開催されました。NAZOにたくさん寄せられた服が詰め放題できるというものだったのですが、私たちの想像を遥かに超える長蛇の列がオープン前からできていた光景は忘れられません。

▽スタッフの声▽
・予想を超える来場者の多さにただただびっくりした。
・開始30分前に行列ができていたという衝撃。
・三股町にこんなに服好きがいたんだという行列に衝撃。

このコメントから、ひたすら驚きを隠せなかった私たちの様子がおわかりいただけるかと思います(笑)でも、だからこそ「ほぼただ」の可能性を感じたというスタッフの希望に溢れた声も聞かれました。

来たる2025年度はどうなるのか!?

さて、ずらっと上位6つの活動やプロジェクトを振り返ってきましたが、いかがだったでしょうか?これらの活動やプロジェクトは、ほんの一部。このほかにもまだまだたくさんの活動がありますが、どれも私たちにとってはとても大切なものです。

そして、来たる2025年度と言えば、コミュラボにとってある意味節目となる年。なぜなら、、、

『2025年までに200の活動2025人の地域活動者を生み出し、地域住民の活動で、地域課題を解決する』

という目標があるからです。コミュラボのHPのTOPには、最新の数字がいつも掲げられていますが、なんとプレイヤーは3月13日の時点で目標を達成しています。

もちろん、プレイヤーは三股町内外の方がいますし、関わり方は人それぞれですが、数字だけで見ると、これは三股町の人口の約10%の数字。こうして振り返ってみると、2024年度もさまざまな活動やプロジェクトを起こすことができたのは、関わってくれるプレイヤーのみなさんがいるからこそだなと改めて感じます。本当にありがとうございます!

ただ、活動数についてはあともうひと息。果たして2025年度は、三股町で、コミュラボで、どんなことが巻き起こっていくのでしょうか。来年度も多様なヒトやコトとの化学反応を楽しみながら、いろんな景色をみなさんと一緒に見ていけたらと思います。来年度もどうぞよろしくお願いいたします!

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