CDLマガジン
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vol. 088
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コミュラボ
ライター
サッカーワールドカップにU17、U 23があるなら、U100もあっていいじゃない!
ということで、6月25日(日)の午後、100までなら誰でも参加できるという第1回U100フットサルが開催されました!
この「U100」というのは、「Under(アンダー)100」の略で、100歳以下という意味です。「U17」や「U23」は、特にサッカーの世界大会に出場する選手の年齢を定めるときに使われているもの。プロの世界の壁は厳しいですが、三股町のU100は、100歳以下の全員に無条件に参加資格が与えられています!!
開催場所は、三股町多目的スポーツセンター。
三股町に通い始めてまだ半年ちょっとの私は、まず人工芝が敷き詰められているこんなに整備された体育館があることにまずびっくり!走る運動は苦手な私でも思わず走りたくなるような気分に。
正確な数を数えていませんが、この日の参加者は、大人と子ども合わせて30人以上は集まったのではないでしょうか。三股町だけでなく、隣町の都城市や宮崎市など住む場所も国籍もさまざまな場所から集まってくれました。
このU100フットサルの発起人は、ぴしゃトレでお世話になっている「株式会社 未来図Labo」に所属する杉田さん。杉田さん自身、昔フットサルをしていたとのことですが、年齢とともに自分の身体も以前より動かなくなってきたなと感じていたところ、今回のU100フットサルを思いついたとのこと。
「私は未来図Laboで作業療法士として働きながら、三股町の活動にも関わらせてもらっています。そんな中で、年齢とともに体力が落ちたり、思うように体が動かなくなったとき、好きな運動を諦めないといけないという現状をなんとかできないかと思っていました。そこでみんなで考えたのが、100歳までなら誰でも気軽にできるごちゃまぜのサッカー。作業療法士や理学療法士がいるので、楽しく体を動かす中で、体の使い方を教えることもできるし、やり方にを工夫すれば何歳になってもサッカーできるよねってなって。サッカーを通して、いろんな人とつながるコミュニケーションの場になったり、ふらっと立ち寄れる場になったらいいなと思って、この第1回目を試しに開催してみました」
今回参加した年齢層は、下は未就学児から上は40〜50代のみなさん。そして、国籍は日本人だけでなく、フランスやアメリカ出身の方、山之口でフットサルをしているインドネシア出身のみなさんまで、本当にごちゃまぜなチームになりました。
大人は、3〜4チームに分かれて7分間の試合開始!
U100フットサルは、クラブチームのように決められたメンバーでチームを組むのではなく、毎回ごちゃまぜでその時チームを決めるスタイルです。だから、もし毎回来れなかったり、この第1回目に参加できなかったとしても、誰でもいつからでも入りやすいのがU100フットサルの特徴。
今や、三股町には欠かせない存在となったDJも駆けつけ、場を盛り上げてくれました。
試合は、ゆるい感じかと思いきや、白熱する大人達の試合。カメラも追いつかずブレブレ。
中には子どもDJも誕生!スクラッチする後ろ姿が様になっています。
大人達の試合が終わったら、今度は子どもサッカーの番です。未就学児の子どもから成人女性まで、こちらもごちゃ混ぜチーム。私は体力に自信がないので、子どもサッカーに混ぜてもらいました!
参加した人は、全員汗だくながら「めちゃくちゃ楽しかった」と清々しい表情。
杉田さんは、今後について「今回こうして実際にやってみて、予測した以上に人が集まってくれ、とても楽しく過ごせた。今後はもう少し年齢の高い層にも来てもらえるようになるといいですね」と振り返っていました。
今後の活動については、SNSをこれから立ち上げていくとのことなので、コミュラボのFacebookをチェックしてみてください!