CDLマガジン
MAGAZINE
vol. 020
profile
新米夫婦たーくん&さきちゃん
ライター
はじめまして、新米夫婦の父・たーくんです。
「コミュニティデザインラボ」(以下、「コミュラボ」)の取組みを知ったのは、ちょうど2年前にスタッフさんから三股町社会福祉協議会でこれから展開していく、すごくわくわくする話を伺ったときです。正直、「社会福祉協議会での取組みですよね?」と、私が知っている福祉とは全然違いました。「福祉とは、ここからここまで」と、勝手に一線を引いてしまっていたのでしょう。今となっては反省しかないです。私自身、子育て支援の仕事に関わっているにもかかわらず、「福祉」をかなり小さな視点で見ていたことに、はっと気づかされました。
ー いろんな視点でフクシをデザインする
改めて、福祉とは網の目のように、生活のさまざまなシーンと結びついていると考えるようになりました。コミュラボは、いろんな視点から福祉を見ていて、足したり、かけたり、ときには引いたりしながら、フクシの課題解決を目指している。編集だったり、デザインと言い換える方がしっくりくる。そんな風に私に写り込んできました。そんなコミュラボの姿に大きな影響を受けました。
ー 夫婦でライターできませんか?
そのスタッフさんとの出会いがきっかけで、今回コミュラボのライターの依頼をいただきました。答えは「やります!」。即答(笑)しかも、ずうずうしい提案まで。
実は、8月に第一子が誕生予定です。依頼をいただいたときの身近な福祉が、これから体験してく「子育て」でした。頭では知っているつもりの子育てとは全く異なる「未知の子育て」が待っているわけです。
妻に提案してみました。「夫目線だけだと、感じてることや伝える言葉が偏ってしまうから、はじめての子育ての記録を残す意味でも、二人で書いてみない?」。妻も「やる!やる!」。即答でした(笑)
もともと二人とも、旅好きで、旅先でいろんな人やものとの関わりをつくることが好きだったり、大自然の中でキャンプをたしなんだり、時たま地元の子どもたちと楽しいことをしてみたり、外で過ごすことが大好きです。モノやコトが溢れる今、インプットする機会は自分たちで追求できても、アウトプットできる機会を与えていただけるのは、巡り合わせで、大事にしたいね。ということになり、コミュラボの編集長に提案してみました。これまた快諾で、夫婦二人でコミュラボマガジン「新米夫婦のco(子)-makingストーリー」を書くことになりました。
今回は、「プロローグ編」として、書くに至った経緯の説明的な話になってしまいましたが(父は、まだまだ子育てへの実感がなく、何書けば、が正直なところ・・・)、次回以降は、新米夫婦の母・さきちゃんも登場します。二人なりに感じる子育ての日常をゆるく配信していきたいと思います。時にはまじめに、時には生々しくドラマチックに、そして涙ありみたいなこともあるかもしれませんが、同じ境遇の方々と共有でき、いろんな広がりを見せることを期待して、次作につづく。
追伸
タイトルの「co(子)-makingストーリー」及び「新米夫婦たーくん&さきちゃん」は、傾聴ボランティア団体「すずむしの会」が三股町社会福祉協議会と連携して運営する「co-meking space co-me」からインスパイアされています。笑