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vol. 063

中堅社協職員の備忘録vol.6

date

2023.01.19

Writer

川﨑紀久

profile

川﨑紀久

ライター

『おねっこ』

旧薩摩藩ゆかりの地で行われる伝統行事

鬼火講(おにびこう)が訛って、『おねっこ』となったとか...
『鬼火焚き』や『どんど焼き』という地域もあります。

1月7日に、町内各地区で開催されました。

竹で組まれた櫓に火を放ち
それぞれの家庭から持ち寄った、
正月飾り、しめ縄などを投げ込みます。

竹が爆ぜる音で、鬼や災厄を祓い
火にあたったり、この火で焼いた餅を食べると
その年は、病気にならないと伝えられています。

小学校が最後となる二男坊と参加。

月を背に燃える炎を見ていると
なんとも有難いような気分になりました。

かなりの火力で焼かれる餅(笑)

ぜんざいが作られ振舞われました。

火にあたりながら、ぜんざいを頂き
外からと内から、厄を祓えたかな?

さかのぼること、昨年末の25日

我が家は、子供会で班長をしているので
初めて、櫓組みの手伝いに行きました。

午前中の作業
連日の寒波で、「絶対、寒いわ~」と思い
コスパとデザインで有名な
某作業服店の防寒服を着込んで臨んだところ
自分の予想を上回る気温

枯れ草を集めて、縄で縛る作業を
30分程度しただけで汗だく

地区の大先輩方や消防団が中心に
組み上げられた櫓は
間近で見るとかなりデカい!

年齢的に嫌でも大先輩側に
向かいつつある私

受け継がれる伝統を絶やしてはならない
と感じた出来事でした。

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