CDLマガジン
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vol. 005
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津崎 公子
ライター
森では、三股町の「どうぞ便」の話題で、もちきりです。
たぬきさんとうさぎさんの話し声が聞こえてきました。
たぬき「みんなが言っている『どうぞ便』ってなんなの。教えて」
うさぎ「それはね、くまさんがいつも、森の実がたくさんとれたからどうぞって、
私たちの家まで持ってきてくれるでしょう」
たぬき「うん、うれしいよね」
うさぎ「うれしいよね。くまさんのようなそのおすそわけを、定期的に自宅まで
配達してくれるのが、どうぞ便よ」
たぬき「すごいね、三股町は。くまさんのようにやさしいね」
うさぎ「そのやさしい気持ちを込めて、みまたん宅食『どうぞ便』と名付けられたの」
たぬき「そうなんだ」
たぬき「だれでも利用できるかなあ」
うさぎ「どうかなあ、物知りのてんぐさんに聞いてみようか」
たぬきさんとうさぎさんは、てんぐさんに、尋ねました。
てんぐ「利用できるのは、生活が大変だなと感じる家庭で、三股に住む 18 歳以下の 子どものいる家庭じゃ」
うさぎ「そうか、私の家も生活が大変。申し込もうかしら」
てんぐ「申し込み方法は、まずはスマホやパソコンで、『どうぞ便 Web サイト』に アクセスすることじゃ」
うさぎ「そうなのね。役場まで出向かなくてもいいのね。助かるわ」
てんぐ「申し込み後、コーディネーターから簡単な聞き取りはあるが、 毎月、無料で食材が、 自宅まで届く運びとなっておるのじゃ」
話を聞いたうさぎさんは早速、スマホで、申し込んでいるようです。
たぬきさんは仲間たちに、よい知らせを伝えに、森に消えていきました。
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