会いたい人に会い行く

「メッセージは人を傷つける」という言葉を聞いたことがある。

確かに。

「こうすべきだ」や「あなたはこうだ」というメッセージを投げかけられると、

息の詰まる思いがしたり、選択肢や自分の思いを削られるように感じる事がある。

「私はあなたを分かっているから」

「あなたはこう思っているんじゃないの？」と、

自分を先回りされてしまうと、

「違うんだけど」と言う事は、許されないと感じる事がある。

自分を主張できること。

自分の意見を持つこと。

それは、自分を奪われないこと。

奪われ続けることを許すとやがて上下関係は固定化し、

やもすれば支配化してしまうことだってある。

その時自分が何を思っているか、

伝えること、

受け入れてもらうこと、

どちらかではなく、どちらもが大切。

自分の声を奪われてもならないし、奪ってもならない。

でも、人と人との関係性って一概には図れなくて、

喋らずに一緒に過ごせるのが心地よかったりもするのだけれど。ね？

人の人生は社会の中にあって、

出会った人が人生に与える影響は大きい。

心地よい場所や、

いい出会いが生まれる場所が、

誰にでも、たくさん開かれているといい。

誰かと出会う事からしか社会は始まらない。

出会うための一歩や何かを始めるための一歩をどこに向けるかは、自分で決める。