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vol. 087

中堅社協職員の備忘録vol.7

date

2023.07.05

Writer

川﨑紀久

profile

川﨑紀久

ライター

自宅で探し物をしていた時のこと

納戸の奥から
私が小学2年生の夏休みに書いた『えにっき』が出てきた。
ちょうど40年前の代物だ。

1日目、2日目までは、大きく丁寧に書いていたが
その後は小さくて、汚くてとても読める文字ではなかった。
子ども達に「文字は綺麗に書きなさい。」と言っている自分が恥ずかしい。

内容は子どもらしく、遊んだ話題が中心。
当時よく遊んでいた友達の名前が出てきて
みんな今頃どうしているかなぁ
と、思いを馳せてしまう。

宮崎に居るなんて、同級生のほんの一部しか知らないので
同窓会の話も聞かないし
きっと「あいつは死んだんじゃないか?」と噂が立っているはずだ。

読み返してみると
海水浴、プール、床屋さん、作品づくりの買い出しに行った文房具屋
夏祭り、精霊流し(お盆の行事)などの様子が書いてあり
会話も佐世保弁が丸出し。こんなにクセがあったのかと笑ってしまう。

その中でも、神奈川の叔父に会いに行く
という一大イベントがあった。
寝台特急に乗り、神奈川へ行き
横浜で観光し、叔父の家に宿泊。
東京まで足を運び、2日かけて
国会議事堂や後楽園ゆうえんち、上野動物園にも行っていた。

「ジャイアントパンダをみました。」と書いていたことから
調べてみると、当時のパンダは、歓歓(ホァンホァン)と飛飛(フェイフェイ)。
うっすらと記憶が蘇る。
なのにパンダの絵は描いていない。

ノスタルジーに浸っていると
二男坊が、「昔って楽しそう。」と言ってきた。

昔話を聞かせるよりも
形として残っていたから、楽しさが伝わったんだろう。

書き残すって、面倒くさいけど大事だな。

肝心な絵の方はというと
まあ…小2だなってレベル
衝撃だったのが
母親が網タイツを履いていた!
当時33歳  攻めてるなー

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