CDLマガジン
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vol. 030
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新米夫婦たーくん&さきちゃん
ライター
新米夫婦の夫、たーくんです。
バタバタと毎日が過ぎ、前回の妻の投稿から1ヶ月と少し経過してしまいました。(すみません。笑)
と言いますのも、8月31日の夕方、無事に長男が誕生しました。(拍手!!)
現在は、出産から1ヶ月が経過し、少しずつ赤ちゃんのペースにも慣れ、こうして筆をとる時間も作れるようになりましたので、父としての心境と今後も含め書いてみます。
―妻のは安産だったというけれど。
何と言っても母子共に健康に今を過ごしてくれていることが一番ありがたいです。出産当日は破水から始まり、慌てて病院に送って行くことまでしかできず、コロナ禍においては、お産に立ち合うこともできませんでした。
産まれるまでは、周りから聞かされる壮絶なお産のイメージがあり、長時間のお産を覚悟し、病院の外で母子の健康を祈る時間が長くなるなと思っていたのですが、親孝行の我が子のおかげもあって、あっという間に産まれてきたというのが父の感想でした。
妻もお産後は「あっという間に終わって、安産だったよ。元気!元気!」と夫を気遣うほどでした。
周りには「出産はどうだった?母子共に健康?」と聞かれることがあります。夫の僕としての回答にはいつも困ります。妻のさきちゃんは、「安産だった」とは言うけれど、実際に痛みを感じていない僕がそれを言うのはなんか違うよなぁと。笑
「母子共に頑張ってくれて大感謝です。母子共に健康です!」と答えるようにしています。すごい些細なことだけど、何事にも思いやりをもって、夫婦仲良く育児もやっていきたいなと思う最初の機会でした。
―育児休業を取得することを決意。
夫、半年間の育児休業を取得することができました。
近年では、男性の育児休業の取得向上への取組みが注目される一方、まだまだ「ワンオペ育児」などと題し、様々なメディアを通して、子育ての孤独を訴えている世のお母さん達をよく目にします。
それぞれに様々な事情があるのでしょうが、僕らの場合は、「育児に対しネガティブな気持ちになりたくない(させたくない)」というのもあり、妊娠が分かった頃からすぐに育児休業取得の相談を上司に行い、人員調整や仕事の引き継ぎなど、計画的に進められたこともあって、育児休業を取得することができました。
現在は、夫婦で子育てと家事を共有して行っているところです。貴重な気づきが毎日あります。それは第3話以降に書いていこうと思いますが、一つだけ。
僕ら夫婦にとっては、第一子なので、子育て初心者です。夫婦で育児を24時間行っていると、当然育児の課題や悩みをほとんど共有しています。解決策も2人で探るようにしています。第3話のテーマにしようと思っていますが、この「課題の共有」が子育てには重要な気がしていて、おそらく子育ての範囲を超えて、家族づくりの土台になっていくのかもと思ってきました。
これからは「子育て」という切り口で、夫婦の気づきを子育ての合間に書いていけたらと思っています。あくまでも、新米夫婦の感想になります。笑
僕たちの感じていることは、何通りもあるうちのひとつだと思います。似た境遇にいらっしゃる方と共有できたらいいな、父母が感じていたことを将来のこの子に残してあげたいな、そんなことを意識して発信できたらと思っています。