CDLマガジン
MAGAZINE
vol. 096
profile
コミュラボ
ライター
8月24日(木)上弦の月の夜、ひかりの森こども園学童ホールは、本気の戦いに挑む100人以上もの地域住民が詰めかけ、いつもとは違う血気盛んな雰囲気に包まれていた。
それもそのはず。。。
構想三年…準備に半年…当日準備に三日…
コミュニティデザインラボの極秘プロジェクト、よる学校オープンスクール「自衛隊を探せ!」の火蓋が落とされたのだ。
今回、100人の参加者に与えられたのは、チームに分かれて制限時間内に自衛隊員を捜索し、合言葉を炙り出すというミッション。
捜索するのは、洗練された現役自衛隊員(将軍)1人と少したるんだ大佐&歩兵の2人の隊員。彼ら3人は、合言葉のキーワードと共に、鍛え抜かれた変態スキルで自然のどこかに隠れている。ただし、中には合言葉を持たない民間兵も紛れているため、慎重な見極めが必要だ。
捜索の制限時間は15分。自衛隊の本気にいざ挑む!!
果たして、将軍は見つけられるのか!?
ついに1回戦目のスタート!
事務局からのルール説明の後、みんな勢いよくホールから外へ駆け出していきました!
懐中電灯で藪の中などを照らし、くまなく探す参加者たち。
すると、突然「ここ怪しいぞー!!」という声が!丸い蓋をめくると、、、
歩兵発見!!
この調子で、ものの数分で民間兵、大佐、歩兵はあっという間に発見され、身柄を確保。
しかし、本物の現役自衛隊員である将軍だけは、15分経っても見つけ出すことはできず、2回戦目へと持ち越しとなりました。
本気の戦いは、仕切り直して第2回戦へと突入。外は1回戦よりも暗くなり、1回戦目より難易度UP!
2回戦目は、チームワークを駆使し、下だけでなく、懐中電灯で上を照らしてみたり、ウッドデッキの下まで隈なく捜索。
しかし、1回戦目同様、将軍だけ発見することはできず、2回戦目もタイムアップ。
この蒸し暑い真夏にずっと隠れ続ける将軍。
果たして生きているのでしょうか!?
100人でかかっても見つからない将軍…恐るべし…
さぁ、最終ラウンドとなる3回戦目がついに始まります。
最終ラウンドは、さらに難易度アップ。どのチームも今度こそ!と、しっかり作戦を練って挑みます。
しかし、この最終ラウンドは超超難関!!
なんと、100人で15分間どんなに探しても民間兵すら見つけられず、全捜索タイム終了してしまいました。
3回戦終了後、ギリッギリで将軍を見つけた!?という子が現れ、その子に着いて、我こそはと団子状態になりながら、将軍の隠れている場所へ!!
実は、、、
ここでしたーーーー!!!
なんと将軍、穴の中に隠れていたのです!!
プ、プロすぎる、、、
だって、自衛隊の本気は、もう3日前からスイッチオンなのですから、100人に見つかるはずもありません。
さすが構想に構想を練ってきた企画。自衛隊の底力を見せていただきました。
しかし、みなさん覚えていますか?
この壮大なかくれんぼのミッションは、将軍を見つけて終わりではなく、合言葉を炙り出すことだということを。
ここからチームで見つけた合言葉のキーワードを当てはめ、紙に書いて結果発表!
合言葉の正解は「つ・な・ぎ」。
ミッションクリアしたチームには、自衛隊の特別グッズがプレゼントされました!
この場にいる全員が、「自衛隊を本気で探す」というミッションに本気になり、自分が何者かというより、楽しい!おもしろい!絶対探してみせる!という思いだけが感じられる一体感と、みんなの本気に感動すら覚えた「自衛隊を探せ!」。
コミュラボにとっても、夏の最高の締めくくりとなりました。
ご協力いただいた自衛隊宮崎地方協力本部のみなさま、地域の皆さま、本当にありがとうございました!
これからの展開をお楽しみに!!
To be continued…