CDLマガジン
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vol. 077
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コミュラボ
ライター
4月15日、三股町樺山地区一帯がいつにも増して、天国のような嬉しい楽しい空気に包まれました。
それもそのはず。なんと言っても三股史上初となる「樺山天国」が開催されたんですもの!
樺山天国、略して「カバテン」。
笑顔あふれる幸せなカバテンの世界をご紹介します。
エリアマップはこんな感じ。
樺山地区一帯がいい感じで回遊、いや、ヘブンウォークできるようになっています。
実は、この日の天気は雨予報。数日前からスタッフ全員お天気を心配していました。
当日の朝も結構な雨が降っていたのですが、最初の活動が始まる9時半頃には小雨に。
曇り空ではありましたが、お天気も味方してくれ、まさに天国の幕開けに相応しい朝でした。
天国スポットは全部で9つ。いつも開いているお店だけでなく、毎月定期開催されている人気の地域活動も一堂に会した夢のようなイベントです。
朝一番は、ビオトープガーデンカフェでの「つながる味噌づくり」から。
毎月第3土曜日に開催されている活動が、天国にもつながる味噌づくりとして特別開催されました。部屋中に炊き立ての大豆のいい香りが漂う中、大人も子どもも一緒になって、大豆と米麹、塩を混ぜていきます。
この光景だけで天国のような幸せ気分。作った味噌は、小分けして自宅に持ち帰り半年以上寝かせたら食べごろです。その時にはまた天国気分を味わうことができるでしょうね。
味噌づくりが終わった頃、11時頃からは、いよいよ屋外のブースもスタート!
樺山購買部前を覗くと外にはたくさんの人が!2Dog kitchenも大行列です。
購買部の中には古本市があったり、外ではお惣菜が売っていたり。そして午後からは、移動サイクルカフェチリンチリンも駆けつけてくれましたよ。
そして、この天国では、子どもたちもゲーム感覚で樺山をヘブンウォークできるよう「駄菓子トレジャーハンター」も実施。「カバヤマテンゴク」の合言葉を9つのスポットで言うと、駄菓子がもらえる夢のような企画です。
道ゆく子どもたちの口からあちこちで「カバヤマテンゴク」という声が聞こえ、ますます天国気分に。
お昼時になると、毎月第1・3土曜日に三股町の光明寺で開催されているりんりん食堂もオープン。
この日は、カレーライスにサラダ、ベトナム料理まで、いろんな国の味が楽しめるメニューで、大盛況!
先日、地球人BASEのハイキングに参加していたベトナム人の彼にも再会。この日のために前日から友人たちと仕込んでくれたようです。
さらに、グローカルゲストハウスWajimaのスポットでは、DJパブリンによる天国パーティ&スペクタクルなフリーマーケット&樺山卓球部というトリプルヘブン!
写真と文章だけではなかなか伝わらないこのスーパーヘブンでフリーダムな雰囲気。
初めて三股町に来た人は、子どもたちがこの地区を自由に走り回って、大人も子どももお互いに声を掛け合ったりしている姿に驚いたと言います。
天国のはじまりは、この地区のシンボル的存在コメーキングスペース コメ。そんなコメーキングスペース コメでは、スプリングギフトマルシェと題し、都城市や宮崎市からもたくさんのお店が集まってくれました。(お店のラインナップはこちら)
当初は、この場所をもっといろんな人に届けるにはどうしたらいいだろうという話し合いから始まったこの企画。まさか、この地区全部ひっくるめて天国になっちゃっちゃうなんて誰が予想したでしょうか。
通りを歩いていた来場者から「こういうのはいつもやってるんですか?」と聞かれ、「いや、天国は初めてです」というやり取り。自分で説明しながらクスッと笑ってしまうのも天国効果(笑)
若い世代の来場者も多く、話を聞いてみると「三股町には初めて来た。ずっと来たいと思っていたが、いい意味でヤバい場所!とってもいいですね」
「このゆるさがいい。近すぎず遠すぎない歩ける距離に、ぽつんぽつんとお店があると、普段入らないお店にも入ることができますよね。自分の地域もこんなふうになったらいいな」と親子連れのご家族も声を聴かせてくれました。
1日の中でこんなに「天国」というワードを発っしたのは人生初という人も多かったのではないでしょうか?
樺山天国の一部をご紹介させていただきましたが、本当に最高の天国となりました。
記事に載せきれなかった出展者の皆様、準備にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
天国みたいな素敵な場所や出会い意外と近くにある。そんなことを感じさせてくれた樺山天国。
皆さんも身近な天国を見つけてみてくださいね!