CDLマガジン
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vol. 173
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コミュラボ
ライター
「え、NAZOってなに?」
そんな声が、いま宮崎で最もアツいあの場所に漂った。
「NAZO」の服屋がオープンし、4月27日でちょうど1周年!
カイシュウモンスターたちを引き連れ、「NAZO」がやってきたのは宮崎市の複合商業施設「HAROW(ハロウ)」だ。HAROWは、4月18日にグランドオープンしたばかりの新スポット。「宮崎のまちなかを歩いて楽しみたくなる賑わいの発信地」をコンセプトに、通りに“Hello(ハロー)”の音があふれ、「賑わいの発信となる通り」となるよう願いが込められている。
そんなHAROWと服で福を循環させるNAZOが出会い、どんな景色が広がったのか。その様子を少しのぞいてみよう。
今回のポップアップは、4月26日(土)と4月27日(日)の2日間。初日、三股町を朝7時半に出た一行。HAROWを訪れた人に楽しんでもらうため、レイアウトやディスプレイにも力が入る。
いよいよ11時となり、オープンの時間だ。
NAZOの服たちは、HAROWに差し込む光にやわらかくなじみ、心なしかいつもよりキラキラして見えた。
店の前には、カイシュウモンスターたちが「キナクナッタ洋服チョウダイ」と大きな口を開けてたたずむ。彼らも、たくさんの人にみてもらえて嬉しそうだ。
カイシュウモンスターに初めて出会った人の中には、「この子、新しい服じゃなくても食べてくれるんですか!明日持って来ようかな」と言ってくれる人も。
お昼時には、HAROWを訪れたお客さんが興味を持ってくださり、次から次へとご来店。
「こんな店があるの知らなかった!こういうのいいよね」
「探してたものが見つかってうれしい!」
来場者のそんな声が、あちこちで小さく弾んだ。
中でも、注目を集めたのは、1周年を記念して作られたアニバーサリーグッズだ。NAZOに寄せられた古着をリメイクし、トートバックとして販売。それらは、「NAZO」でも扱っている「KIMAMA PRODUCTS」のメンバーが縫製してくれ、同じものは一つとない、完全なる1点ものである。
「着なくなった服を回収してるんだって。それで作ってるんだって!」と言いながら、手に取ってくださる様子に、思わずニヤニヤ。
誰かが少し立ち止まり、また他の誰かが小さな発見をし、少し会話をする。
その心地よいリズムが、HAROWの空気にちょうどよく溶けこんでいくようだった。
店主の堀田さんは、「準備はバタバタだったけど、たくさんの方々に足を運んでいただいて、NAZOの洋服たちを手に取っていただき、とても嬉しい」と笑顔で話してくれた。
——着なくなった服には地域を旅させよ。NAZOの循環の旅は、これからも続く。
<店舗情報>
営業日:水曜〜日曜(11:00〜19:00)
定休日:月曜・火曜
住所:宮崎県北諸県郡三股町五本松 15-3
駐車場:店舗前4台分あり
▶︎最新情報はInstagramをチェック
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