MAGAZINE

CDLマガジン

MAGAZINE

vol. 119

卒業おめでとう!みんな大好きお兄ちゃん

profile

ライター

コミュラボ

ライター

先日、てぃーだの活動で、一緒に甑岳登山をした塩田 誠仁(しおた ひろと)さん。
三股の活動には、大学生ボランティアのみなさんも多数関わってくれていますが、塩田さんはその一人です。
現在、南九州大学の4年生で、この2月で活動が最後になるのだとか。そんな塩田さんが登山中に一緒だということで、少しだけお話を聞かせていただきました!

大阪府出身だという塩田さん。どうして宮崎の大学を選んだのでしょうか?
「高校は、農業高校だったんですが、園芸関係をはじめ、いろんな種目で全国大会があって。その一つで準優勝したんです。本当は、樹木関係でやりたいことはあったんですけど、南九州大学に学費支援制度があったので、なんやかんやで親と相談して、大学に行くことにしました」

▲登山途中の記念写真。ハートのコブの木の下で…

都会の大阪から、宮崎に来るだけでもいろんなギャップがあったのではないかと思いますが、とりあえず一人暮らしが始まって、自由にできるという感覚しかなかったと話す塩田さん。
確かに、私が18歳で一人暮らしを始めた時も、田舎かどうかより、「一人暮らし」ということにドキドキワクワクしていたかも。

▲登頂したものの、真っ白で何も見えず。

そんな塩田さんですが、三股の活動では、ほぼ毎日と言っていいほど、さまざまな活動に参加してくれています。最初に関わり始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
「大学3年生になったとき、先輩がボランティアに来てみないかって声をかけてくれて。最初は森の子学習塾だったんですけど、ご飯たべれるしって誘われて、今に至る感じです。そしたら、見ての通りいろんな活動に入ることになって。去年の8月とか9月とか、たまに1週間毎日三股にくる時もありましたね(笑)」

▲Dr.SAKABAでキッチンを手伝ってくれる塩田さん(右)

ある日の森の子学習塾では、真冬だというのに写真の通り汗だくで、こどもたちと遊んでくれていましたが、中学生の頃は、年齢の離れた年下の子とどう接していいかわからなかったんだとか。しかし、上手にこどもと遊ぶ先輩の真似をするうちに、慣れてきたと言います。

「最初は多少苦手意識はあったかもしれないけど、今は楽しいですね。こどもと遊ぶのはもちろんですが、僕は普通にいろんな方々と話せるのが面白いなと感じていて。さまざまな背景の方々がいて、話を聞いてたら面白いです。それは活動を通して、いい意味で変わった部分かもしれません。最近では、こどもの活動だけじゃなく、最近よる食堂りんりん食堂などにも行くようになって、また行く場所が増えました。誘われたらなんぼでも行くんで、僕は(笑)」

フットワークが軽いとはまさに彼のこと。登山で息も絶え絶えな私に、さわやかにサラッといろんなことを話してくださいました。そんな彼を見ていると、年齢に関係なく、きっと人自体が好きなんだろうなぁと感じます。
大学を卒業後は、東京の会社に就職が決まっているのだそう。こどもたちきっと寂しがるだろうな。。。
今まで、たくさんの活動でサポートしてくれて、本当にありがとうございました!
塩田さんならきっとどこに行っても大丈夫。
塩田さんの未来をコミュラボスタッフ全員で応援しています!
恋しくなったら、いつでも帰ってきてくださいね。

\ Share This Post /

\求む!/助っ人・ご意見
\求む!/

助っ人

ご意見