CDLマガジン
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vol. 094
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コミュラボ
ライター
夏休みも残りわずか。
みなさん、どんな夏を過ごしましたか?
三股町稗田地区では、お盆が開けた8月16日(水)「和風レストランまさる」にて「ぞうさん食堂」が開かれました。
実は、このぞうさん食堂、今年3月に「みんなの食堂」として誕生した場所。
夏休み期間中、名前を変えての開店でした。
11時半くらいから少しずつ子どもたちや親子連れの皆さんが。
大人と子どもを合わせて、38人もの方が足を運んでくれ、大盛況!
この日のメニューは、タコライスとたまごスープ。
足を運んでくれたみなさんは、回覧板を見てきたという人や、お母さんから聞いておばあちゃん来たよという子どもたちも。何度か来ている子どもたちは、「ここは楽しくて美味しい場所。折り紙もあるし、落書き帳もあるから」と話してくれました。
そんなぞうさん食堂が開かれる「和風レストランまさる」は、なんと45年も続く老舗レストラン。
プレイヤーである店主の中西チヅ子さんは、ずっとこういうことをやりたかったのだと話します。
「“まさる”は夫の名前なんです。夫は、4、5年前に亡くなってしまったけど、お店はもう45年くらい続けています。昔は昼夜毎日働いていたから忙しかったの。当時は、自分の子どもたちにあまりかまってあげられなかったんですよね。だから、もしかしたら今もそんな親御さんたちもいるのかなと思ってね」
「地域食堂は、地域の人に何か恩返しがしたいなと思って、ずっとやりたいなと思っていたんです。みんなに相談したら、加勢するよって言ってくれて。社協に相談して、こうして実現することができました。手伝ってくれるみんなも、食べにきてくれる人たちも気持ちよく来てくれて嬉しいです」
朝早くから準備をしてくれ、「疲れたけど満足やね」と嬉しそうなみなさん。美味しい料理を本当にありがとうございました!
来月はどんなメニューなのでしょうか?
夏休みが終わった9月以降のぞうさん食堂は、毎月第2土曜日の予定です。
どんな人も気軽に立ち寄れるので、ぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。